美容師は国が定める試験に受かることで働くことのできる職業です。
取得することで定められた場所で髪型を作ることなどができますが、数ヶ月で取得できる免許ではないため”挫折する方・無免許で働く方”も多くいるのは事実です。
では、より深く美容師免許の情報について公開していきます。
美容師免許を持っていることで可能なこと
美容師免許を持っていることで美容師として働くことができ、”カット・カラー・パーマ・縮毛矯正・シャンプー・ドライ”などをお客様に施すことが可能です。
ただ免許を持っていない場合、”シャンプーだけでなくタオルを肩にかける”ことさえできません。
”受付・荷物の預かり・ご案内”などは免許の有無は関係ありませんが、”人に触る・施術する系”のことは免許が不可欠です。
管理美容師免許という免許もある
美容室の出店をするには不可欠な免許になりますが、取得方法はとても簡単です。
美容師免許は取ること自体に時間がかかり大変ですが、働き続けていれば流れで取得できるため出店も比較的簡単に行うことができます。
管理美容師免許を持っている方が1人でもいれば、他のスタッフは美容師免許のみでOK
美容師免許を取る手順
方法は”毎日、美容学校に通う・通信で美容学校に通う”どちらかなります。
国家試験は年に2回行われますので、好きなタイミングで受講すればOKです。もし不合格になったとしても何度でも受けることができるため諦めない限り美容師になれる可能性はなくなりません。
国家試験の内容
どちらの試験も合格することで美容師免許を取得することができます。
もし、1つでも落とせば不合格になり次回の国家試験を受講することになります。ですが『技術が受かったが筆記が落ちた』など片方だけ落ちた場合は、時間の受講の時のみ”落ちた方のみ受講し受かれば免許取得”という特別ルールがあります。
もし、特別ルールでも落ちた場合は次回の国家試験で”技術・筆記”どちらも受ける必要があります
無免許の美容師が多い現実
世の中には無免許の医者や資格を偽装している方が多いように美容師も無免許で働いているケースが多々あります。
美容師免許は”賞状”になりますので、持ち歩くことはなくスグに見せてもらうことはできないのが現状です。
なので、スタッフ同士でも怪しいスタッフに「免許持ってきて・見せて」といったところで持ってこなければ事実は分かりません。このような場合はお店側が無免許美容師という事実を隠しています。
美容室側に不利益になるため”無免許”という事実は隠し通すでしょう。
保健所・勤めている会社に特定のスタッフが美容師免許を持っているのか?ということを問合せすることはできますが、個人情報として扱われ公開することはありません。
ですが、もし無免許という事実が公になると”1週間の営業停止・30万円以下の罰金”になりますので『無免許の美容師に違和感を感じている方』は突き詰めてみるのもアリかと思います。
まとめ
美容師免許の実態についてまとめてみました。
自分と関わりのない仕事・国家試験のことなどは知識がなくキッカケがなければ一生知ることはないでしょう。
この記事を最後まで読んでくれた方は1つ知識がつきましたね。
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